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キャラメルボックス「あなたがここにいればよかったのに」

キャラメルボックス 2014アコースティックシアター・ダブルフィーチャー「あなたがここにいればよかったのに」@サンシャイン劇場 3/19 昼公演



ペダステの前売りチケットが転売以外のどんな手を尽くしても手に入らず当日券は倍率12倍と聞いてもうちょっと手を打とうよマーベラスのばか!!と傷心していたところに22歳以下限定でキャラメルボックスに招待しますってお知らせを見つけて、せっかくなのでキャラメルボックスデビューしてきました。

キャラメルボックスは昔からある有名な劇団だってことはなんとなく知ってたけど、どんな役者さんがいるとかどういう芝居をするのかは全く知らず。一月の「女王の盲景」に出てた鍛冶本大樹さんはキャラメルボックスだったなーとか本で読んだ恩田陸の「猫と針」はキャラメルボックスが上演したんだっけなーとかそれくらい。(女王の盲景の鍛冶本さんはとっても素敵でした。人の話を聞いてるときの佇まいがなんだかよかった)

ぼろぼろに泣いた。病院でまひるとエナが喧嘩するところ。私はめっちゃまひる視点で物語を観ていたので、エナの言葉が心に刺さりすぎて辛くて泣いた。そこで涙腺が弱くなってたところに、最後、まひるがエナに声を上げて泣くあのシーンが来て。あそこ本当に良かったなぁ~~あのシーンでこっちまで釣られるように泣いた。

まっとうに明るくて優しくて良い人が好きなので一番好きなのは店長さん。カーテンコールで店長さんの顔見るだけで涙がこみあげてきて大変だった。でも嫌いになれる人はいなかったな。まひる視点だったから、最初は天野さんなんなの?!って思ってたけど、だんだん、作中のまひると同じように気持ちが変わっていった。森岡さんも、だんだん信用できないなって思うんだけど、それでも嫌いにはなれなかった。

余計なことを一切考えずにお話に引きこまれた。台詞と展開の密度が高い。差し込まれるギャグも、ちゃんと面白くてしつこくないので集中の邪魔をしない。この集中がすごく気持ちよかった。
恋人いるのが当たり前の世界には着いていけないんじゃないかとかイケメンジャンルのイケメンのいない芝居でトキメキが足りないんじゃないかとか、観る前の心配は一応あったのですが、そんなの考える隙間もなかった。

芝居を観に行くとき、どれくらい期待していくか…どんなものを見るつもりで行くか…みたいなのってかなり大事な気がする。期待しすぎたなーってなるときとか、逆に最初から面白いつもりで観てたら面白かったかも…ってなるときとか、思っていたものと違うものを出されて上手く消化できないときとかってあるので。そういうときに芝居を観ながら余計なことを考え出してしまう…。
「あなたがここにいればよかったのに」は、そういう意味でもすっごいはまってた。劇場の椅子に座って、そこで二時間たっぷりと芝居の世界に集中できること、心を動かされること、シンプルに舞台に求めるものをきちんと見せてくれた。次はちゃんとチケット買って観よう。

そうそう、無料招待だから席は二階のすみっこのほうだろうと思っていたのに、一階の観やすい席をご用意していただきました。
あとあと、終演後も席でゆっくりアンケート書かせてくれるのが嬉しかった。それにアンケート回収どこだろーってきょろきょろしてたら向こうから預かりますって声かけてくれたりして、スタッフさん良い人たちでした。 すっごい感じ悪い劇場スタッフもいるから…(笑) 私みたいなのにとって劇場はディズニーランドなんだから劇場スタッフもディズニーのキャストみたいに優しいといいよね(笑)